ウェントワース女子刑務所・シーズン4は、6話で大きく動いてきましたね。
分裂作戦。もちろん、作戦を着々と実行しているのは、ファーガソン。
ビーのチームに亀裂を走らせる事が狙いでした。
ドリーンの個別面接や、マキシンのガン、新人ソーニャの問題。
いろいろな問題が絡んでいて、それが一気に破裂し、
ファーガソンの目論見どおり、ビーのチームは分裂し、
ドリーンが、カズのチームの席に移るところで終わりました。
問題の核心となったのが、やっぱり新人ソーニャでした。
彼女は、新人として最初からビクビクしていて傷つきやすそうでした。
でも刑期は7年! 凶悪犯なみの刑期です。
このあたりにかんしては、まだまだ語られていない事が多そうです。
ソーニャはまずデブデブ軍団たちにレイプに遭いそうになって、
非常ベルを押してしまう。
それは、看守を頼ることであり、囚人としてはタブーの行為であるらしい。
(ドリーンは、レイプされそうになって非常事態だったんだからしょうがない、
みたいな事を言ってかばっていたので、絶対の決まりではないらしい)
とにかく、ソーニャの行為は罰を受けるべきだと騒がれ、
当時、代行ボスだったマキシンの判断で、罰を免除されます。
でも、戻ってきたビーがデブデブ軍団のじわじわとした圧力もあり、
罰を与えてしまう。
そこからですね。
マキシンが真のボスになったらいいのではないか?
でも、この時にボスを引き受けたがために、
マキシンは治療の時期を逃し、乳癌が進行してしまう。
この辺り、かなり上手くドラマが絡み合っています。
ビーのタフさもシーズン3に比べると3割増しぐらいになってますしw
フランキーが抜け、ちょっとドラマの動きが少ないなあと
思われていたシーズン4ですが、地道にエネルギーを溜めていたのですね。
ソーニャの自殺未遂から一気に、ビーへの風当たりが強くなり、
壁の外の夫のことで、イライラが募っていたドリーンが爆発し、
とうとうカズの傘下へ移ってしまうという最悪の事態へ。
今やビーの明確な味方は、カズの部下でビーに恋愛感情を持っている
アリーぐらいではないでしょうか。
その他の大きな展開としては、最後に入ってきた新人。
殺人遺体遺棄の容疑者として入所してきたセレブ風の囚人。
真相を聞きだしてくれと頼まれる世話役リズ。
いやあ、かなり面白い展開になってきました。
第7話が楽しみです!