眠れぬ真珠の動画を見るためにｄ-ＴＶに申し込んでみた
黒谷友香さん主演の「眠れぬ真珠」をみるために、ｄ－TVに申し込みました。
３１日間無料だし、その後もたったの月々５００円です。
私はａｕユーザーなので、ドコモＩＤを作らないといけないのが
ひと手間掛かりましたが、まあ、比較的簡単に申し込みが完了しました。
その瞬間から、好きな番組の視聴が始められます。
（クレジットカード番号を入れて申し込みますが、３１日以内に
解約すれば完全無料で視聴することができます）
動画配信サービス「dビデオ」ならテレビ、パソコン、タブレットでも見放題
ｄ－ＴＶのホームより、虫眼鏡の検索窓から、
「眠れぬ真珠」を入力すると、無事動画を見ることができました。
３０分ほどの話数が４話分。
合計、２時間ちょっと。映画一本分の感覚です。
ちなみに、第１話だけならユーチューブにありました^^
画質はやっぱりd-TVで見るほうがずっときれいです。
眠れぬ真珠・第１話（３５分）
黒谷友香主演「眠れぬ真珠」の動画、感想
これはもう、完全に黒谷友香さんのための作品です。
彼女のファンなら、いつになく色っぽい黒谷友香を
見るだけでも、嬉しくなるはずです。
ただし、脱いでません^^
濃厚なキスシーンなどはあります。
脱いでなくてもラブシーンでの黒谷友香は色っぽいです。
昔から容姿もほとんど変わらず、本当に美しいです。
でもたぶんこのドラマは男性のために作られた作品ではなくて、
３０代、４０代の女性向けに作られた作品だと思います。
年上の女が十歳以上年下の男と恋に落ちる話。
これ系のドラマはとても需要があります^^
原作では主人公の銅版画家の年齢は４５歳。
黒谷友香じゃ若すぎだろと思ったのですが、彼女ももう３９歳なのですね。
４５歳の銅版画家の女性がカフェで働く１７歳年下と恋をします。
二人はほぼ初対面から惹かれあいます。
なぜ、相手のどこに惹かれたかというのは詳しく描かれていません。
なぜかふと惹かれあった二人、という感じで描かれています。
ここからちょっとネタバレ含め、不満も書きますが。。^^
男の設定が、映画監督志望の映像作家で、自主映画製作がとん挫し、
傷心で海沿いの町のカフェで働いている。。
「紙の月」の年下男も確かそういう設定だったような。。
挫折して今は特に何もせずにカフェバーで働いている若者という設定が、
何だか精神的に弱い印象を受けるのですが、
特に挫折感が強く描かれている描写はありません。
何となく彼もそれほど不満もなく暮らしているように見えます。
だが、なぜかひきこもっている様子。
そして、彼の才能を信じて彼を映画の世界に引き戻そうとする元カノと、
同じ映画製作チームの男。
みんな彼の才能に惚れ込み、可能性を信じている。という設定です。
それでも俺は戻りたくないという男は、彼女（黒谷友香）の
ドキュメンタリーを撮っている。
と同時に、彼女との恋愛に溺れている。
元カノは、今だけ黒谷に彼を貸すけど、その時が来たら
彼の背中を押してあげて下さい、みたいな事を言いますが、
結構あっさりと映画製作資金の目途が立ってしまいます。
そして映画製作の男と元カノが一緒にやってきて、彼を返して下さい。
と一方的に言って、愛に溺れていた黒谷から彼を引きはがします。
黒谷も彼の将来を思い、ものすごく投げやりな感じを演じて
男を追っ払います。
そんなのイヤよ！とか言いません。
なんとなく彼女も仕方ないと受け入れてしまっている。
主役の二人の主体性がどうも弱く、周りが強いという感じなのです。
そして静かに女性主人公は落ち込みます。
なんだかみんなが彼の才能を信じてて、こっちは彼の映画監督としての技量が
どれほどのものかわからないので、理不尽だなあ、という感じが
拭えません^^;
やっぱり若い男の主体性がかなり希薄なんですよね。
元カノの言いなりに見えなくもありません。
一応、黒谷友香がすげなくして、背中を押したという形にはなってますが。。
年上の女と年下の男の恋、というドラマの枠に都合よく置かれた感の
強い設定だなあと感じました。
女性も銅版画家で自由な職業で、独身だから縛られるものが何もない。
優雅な独身生活を海沿いの一軒家で過ごしている。
男の方も固い定職についているわけではなく、海沿いのカフェバーで働いている。
そういう現実離れした設定が、こういう１７歳も年の差のある
男女の恋のファンタジー性には欠かせないのでしょうか。
あまりにもお互い縛りがないので、その辺は障害がなくすんなり関係が
進んでいきます。
上戸彩の「昼顔」みたいな不倫でもありませんしね。
面倒くさい障害を抜きにして、燃え上がる年の差愛。
そして壊れる愛。
年下男との一時の恋愛モノという感じが普通で、ちょっともったいなと思いました。
この二人なら、もっと独特の関係を築けたかもしれないのに。
でも今は、明らかにこういう年下男との恋愛もの、というジャンルが確立された感が
ありますね。きっと、需要がすごくあるのでしょう。
若い人のドラマ離れがあり、３０代から４０代の女性視聴者層が
一番ドラマを見ているからなんでしょうね。
なんだかんだと書きましたが、私は男ですが、途中でやめることもなく、
二人の関係を見届けたかったので、最終話までドラマを見続けました。
まあ、楽しんだクチだと思います。
ツッコミながらも最後まで見る、というのは製作者の術中にはまったわけですからね^^
「眠れぬ真珠」は今のところ、ｄ－ＴＶでだけで独占動画配信中です。
黒谷友香ファンも、年下男との恋愛ドラマが好きな人にもおススメです。
全話見た感想