ウェントワース女子刑務所・シーズン4第5話。
「愛と憎しみ」。これはカズの過去のことでした。
カズがああいうウーマンリブまがいの運動に身を投じた背景には、
父親による近親相姦という悲惨な過去があることが分かりました。
なるほど。説得力がありました。
その父親が死んだと、母親が面会で告げに来る。
母との関係もあまりよくないらしく、10年ぶりに会うらしい。
母親と疎遠になった理由も語られます。
父親との近親相姦をあんたが悪いと、母親は夫よりも娘を責めたのです。
あなたの勘違い。この事は誰にも言うな、と母親に言われてしまうなんて、
そりゃ、傷がまだ癒えていないカズの気持ちも分かります。
今回の5話で、初めてカズに感情移入しました。
それまでは過激で理不尽な女活動家、というイメージでしたが、
そういった複雑な過去があったとは。。
この1話でガラッと印象が変わった気がします。
しかし、その周りでちょろちょろと動き回るファーガソンが、
相変わらず目障りでうっとうしいです。
看守長の頃のあの大女が、少し小さく見えたのは気のせいでしょうかw
ですが、今回はろくな成果をあげられずに、よかったですw
そしてマキシン。
彼女はガンの治療で移送される予定だったのを、
ビーに頼られて、独房に行っていて不在のビーの代理ボスとして
目を光らせる役目を果たします。
これはもう完全な死亡フラグが立っているような気がするのですが。。
ビーは、自分のせいで……と後で自分を責めるのでしょうか。
また流れが変わるといいのですが。
マキシンが、新人の女子に罰を与えなかったのも、
それを囚人たちが認めたところも、なかなかいいシーンでした。
ファーガソンだけが納得いかないような顔をしていました。
今回、カズの背景が見えて、悪役はファーガソンと、
あとは、格はだいぶ下がりますが、デブデブ軍団のボスという
ことになるでしょうか。
ビーは、同じく独房に送られてきたアリーとの人間関係を
深めたりしてて、やや幸せそうなエピソードでした。
あとはゲイなのかイマイチ曖昧な新入りの看守の登場。
そして、気になった点として、
あれだけビーにボコボコに殴られたジャクソンの顔が
まったく腫れてないのはどういうことなのでしょうw
もう少し、ジャクソンの心境に触れてもよかったと思いますが、
何だか流されてしまいましたね。もったいない!!
ウェントワース女子刑務所は、毎週木曜日、
Huluにて更新中。