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モダン・ラブのシーズン2が来るとは!

モダンラブのシーズン2がアマゾンプライムで配信が始まりました!

これは一回きりの企画だと思い込んでいて、まったく次を期待していなかったので、かなり嬉しい。

モダン・ラブのシーズン1もまったく期待はしてませんでした。

ああ、恋愛ものかあ、、まあちょっと見てみるかというぐらい。
で、何気なく見始めたところ、どのエピソードもとてもよくできている!
しかも1話30分にきれいにまとめたエピソード群。
毎回登場人物もまったく違うオムニバス形式の良品。

確か、アンハサウェイが出ているエピソードがあるから、見ようと思ったのがきっかけでした。

ほんとうまくまとめていてこれはめっけもんだったなあ、と思ったのでした。

ただ、ちょっと引っかかるエピソードがありまして。

やっぱりこういうドラマは女性が見るようです。
全8エピソードの中で、IMDbで最も評価の低かったのがエピソード6「パパみたいな人とデート?」
という作品です。

僕的にはこれがとにかく一番印象が強かった。
というかショッキングだったのでした。

「パパみたいな人とデート?」
タイトルどおり、パパと同じぐらい年齢の離れた55歳の男と二十代女性の淡いプラトニックというか、恋愛に発展しない「パパみたいな人」です。

でも女性の方の行動がかなり微妙です。

ネタばれしながらの感想になりますので、見てない方はご注意を!

今度、手料理を作ってあげるからうちにおいでよ、と誘えば来る。
クラシックを流しながらベッドの横においでよ。一緒に聴こう、と男が言う。
すると一瞬、女はためらう。でも彼女は彼の隣にちょんと座るかと思ったら身体を傾けて、彼の胸のあたりに自分の頭を置いて気持ちよさげに横たわった!

これはもう誤解するよね? 絶対に誤解しちゃうよね?というシチュエーション。
一緒に毛布にくるまって気持ちよさげに目を閉じる女。どう見てもいいムード。

そりゃしょうがないよ。誤解しちゃうよ。
男は靴下を脱ぐ。
女は目を閉じて、お話をしてくれる?

そして、父親の愛情を受け取ったことのない女は、父親のふりをしてと頼む。
最近、親友の父親が娘の誕生日を情熱的に祝ってるのを横で見てからずっとおかしいの、と。

ああ。。やっぱり父親代わりか。そんなところだよな。。

彼から行こう、とベッドから二人で降りる。その日はそれでおしまい。
彼の振る舞いはどう見ても模範的。
何が悪い? 何も悪くない。
僕は彼の振る舞いは完ぺきだったと思ったのでした。

でも、ちょっと会社では距離がある。お互い意識しているらしい。
会っても特に話もせずにすれ違う。

あの日女がくすねたゴルフ柄の靴下。
それをはいて寝るとよく眠れる、と親友にも語る。

もう一度会うべきかな?などと考える。その気になった??

女がタクシーに乗っているときに事故って、誰にきてもらいたいか、その時わかったと彼女は男に言う。

電話が来て驚いたが嬉しかったと彼は言う。

私も、会いたかったと彼の目を見て言う。
僕もだ。

いやいやもうダメでしょ。

一緒に病院へ。父親のように心配してくれる。

MRI、不安。それを安心させてくれる男。
楽しいMRIだった。人生最高の45分だった。
女の感想。

以来、何かと世話をやいてくれる。
家のトイレが詰まったら直してくれる。

その時、親友にも会わせる。
理想の父親ね。いいわね。
あなたにはいるでしょ?(いい父親という意味)

週末も会うようになる。

男は動物園で自分の娘とその息子(孫)に会ってしまう。
一瞬逃げる彼。でも見つかってしまった。
アシカのぬいぐるみをせっかく買ってもらったのに孫に横取りされて不服な女。

でもアシカは残念だけど、今のおじいちゃんの部分はよかったと感想を言う。
そう?おじいちゃんの部分はいやかと思ったんだけど。
と男。意識のずれ。
パパと見ているからおじいちゃんの部分も自然に受け入れられるということか。
一方男の方は男と女の関係と見ている。

腕を組んで歩くようになるマデリン。
395ドルの真っ赤なコートを買ってもらう。
男が買ってあげると言った。ためらうが買ってもらう女。

フードをかぶってみて。
なんてかわいいんだ。

そこで思わずキスをしてしまう。
な、なにをするの!!

ここからが本当にひどかった。
女、、、マデリン、最悪。
言い寄っといてそれはないだろ?
30歳も離れてて、キモい。みたいな反応までする。

いやちょっと待て。こりゃひどいよー、と言いそうになりました。

女は気を悪くしないように、その気はないと匂わせた。なのになんなの?と男を責める。

君にも責任はある。。。と男はやっとの思いで言う。

ベッドによこになっただろ?
ただのスキンシップよ!

コートを買ってやったのに攻撃的だな。

女は、不敵に笑う。
本音が出たわね。そんな計算をしてたなんて信じられない!

コートはセックスの代償ってこと?
本気で言ってるの?
取引だったの?
コートを脱いで彼に投げつける女。
「こんなの返す。持って行って!」

すまない。ひどいことを言った。と男が謝る。

「コートを受け取ってくれ。取引なんかじゃない。寒いから。受け取ってくれ」
「イヤよ二度と着たくない」

「じゃあぼくのを着てくれ」
それは着せられる。
どういうこと??? 彼の着ていた服の方が嫌じゃない??

「つい心にもないことを言ってしまった。自分が馬鹿みたいだ」と落ち込む男。

泣きながら「馬鹿は私よ。コートを買ってくれたのがただの親切なわけがない」

「私が寒そうだから面倒を見たかったわけでもない。なのにそれだけだと思うなんて私は本当に馬鹿だよね」

「君の知っている男性は今までそれで満足していたのか?」
「わかんない。だって男性なんてちっとも知らないの(処女告白)どんな感じか想像もつかない」

「面倒を見てくれる男性がそばにいた経験がないから」泣きながら言って立ち去る。

帰って報告すると親友も少し呆れ気味。
本気でプラトニックでいられるとでも?だってそれで彼が何を得られるわけ?

「私よ。私のすべて。セックス以外」女は真顔でそう言う。
あほかと。そこで思いました。ありえないでしょ?とショックを受けました(笑)

グランパと寝る気はないの?

惹かれてないもん。
あんただって前にキモいって言ってた。

キモいけどそれがなに? ”楽あれば苦ありよ” コンロの修理も頼みたいし。

チャンスをあげたら? と親友は前向き。

彼とのセックスを目を閉じて想像してみた。リアルにね。
と若い男と寝ながら彼を想像してみるが、無理。
そういう好きじゃないの。

会社ですれ違う。女は目も合わさない。寂しさを感じる彼。
結局きっぱり忘れてしまうことにした、と彼女は勝手に結論を出す。
寂しい彼。

「マデリン、君に話がある」
「え、私クビ? あなたを困らせたから追い払うんでしょ?」と彼の制止もきかずに食いつく彼女。

二人ともに責任がある。君に来てもらったのは直接言うためだ。
「僕が去る。仕事を休む。しばらく休むんだ」

そんなに急に?

長期休暇が取れた。

それって私が原因?
そうだ。
ごめんなさい。
謝らなくていい。
私は……
いい、言わなくて。目が覚めた。

男は泣く。
その年で泣くなんて変よ。
泣いちゃダメなのか? ずっともがいている。

君に言いたいことがある。君は素晴らしい子だ。と父親のようにほめたたえる。

そこで二人は別れる。なんて最後だ……と思ったら、、

突然大人になった。と彼女のモノローグ。

そして、「待って!」と彼を呼び止めたところで終了。

え。そうなの?
この先、二人は恋愛に発展するの?

最後はそういう期待を持たせましたが、全体的にはショックを引きずってました。
むしろ最後のシーンは薄れ、ひたすら男への同情の方が印象に強かった。

そんなショッキングなエピソードでしたが、アメリカではこの話数が一番評価が低い。
それを見た女性が、やっぱりきもいからよね。という感想を言ってましたが、違うのでは?
これは男に同情し、さすがに酷いわよ、と女性も思ったに違いない、と勝手な解釈。

とにかくそんなモダンラブのシーズン2が始まったのだから、チェックするしかないでしょう。
しばらく経つとまた見たくなるエピソードが多いのもモダンラブの特徴だと思います。
ジワります。

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