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庵野秀明+松本人志 対談 これ意外性あって思わず見入ってしまった


『庵野秀明+松本人志 対談』 予告編

「庵野秀明+松本人志 対談」ですが、
これ、松本人志が庵野秀明を訪ねに行った、というのに近い感じです。
怖いもの見たさ、というか不思議な生物の観察したいみたいな、
圧倒的な天才ってどんな人なんやろう、と素直に興味を持って近づいていったみたいな。

この不思議な生物と話が通じるんやろうか。。という恐れもあったと思います。
実際、そんな緊張感があって、この対談どうなるんやろう、と興味が沸いて見始めました。

お互い緊張していて、庵野さんが「滞りますよ、と前もって言ったんですがね。
それでいいんです、とディレクターは言ったみたいなやり取りもあり。
で、このディレクターって後でクレジット見て初めて分かったんですけど、
品川ヒロシなんですね。これはいい企画だと思いました。
単純に興味深い。見てみたい。

松本人志も変に盛り上げたろう、と思わすに真摯に向き合う。
互いに緊張しているのが伝わってきて、あまり視線が合わない。
こういう姿はあまりテレビでは見れなくていいなと思いました。

後半は仮面ライダーとかウルトラマンとか博識の庵野氏に
松本人志が自分の思いを語る、質問する、という形が続いていきますが、
庵野氏はもう生き字引ですね。
なんでも知っていて、まあ何度も見てるんでしょうね。
恐ろしく覚えている。
この番組を見て、もう一度仮面ライダーの初めの方のエピソードとか、
ウルトラマンとかウルトラセブンを見直したくなりました。

でもやっぱり前半の創作について、とか。
賛否両論の話とか。
松本さんもいろいろ思うところがあるのは、映画監督もやっているからで。
さらには自身のコントの作り方と重ね合わせながら考えるところとか。
ちょっと間があきながらもとつとつと語っていく二人の姿がいい感じです。

それにしてもあの松本人志が緊張してしまう庵野秀明。
やっぱり相当変わってますよね。
子供のころからもう変わってたんだろうなあ、と伝わってきます。

アニメの仕事がなければ、この人はどんな仕事をしていたんだろう、と考えた時に、
たぶん何もできないのではないか?と思えるような人。
そういう人がやっぱり天才なんじゃないかなあ、と。
後は全部ダメみたいな。

松本人志が対談の中でも言ってましたが、
最後の一滴まで絞り出してもらいたい。
そんな人だと思いました。

後半もあるんですけど、とりあえず前半だけでも見る価値はあると思いましたよ。

庵野秀明+松本人志 対談

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