ハンドメイズテイル/侍女の物語・シーズン2第2話。
ハンドメイズテイルS2第一話ネタバレ感想はこちら
前回のラストで検査室から脱走したジューンと、シーズン1でジューンの相棒だったオブグレンことエミリーの二元中継で話が進みました。
エミリーはしばらく登場してなかったので、久しぶりに消息が分かってよかったです。
虐げられてもなんとも可憐なエミリーはおそらく侍女の中でも一番美人w
元大学教授というインテリで、美人で、同性愛者。
シーズン1では屈辱の性器切除をされ、あそこに白い絆創膏だけ貼って情けない顔で立っている姿が印象的でした。
あのあと車を暴走させて管理側の人間たちをひき殺して喝采を浴び、消息が分からなくなっていました。
が、どうやらコロニーと呼ばれる汚染地域に送られていたようです。
そこで除染作業員として劣悪な環境下で重労働をさせられていました。
働かされる女たちはみんな反逆罪のような者ばかりなようで、
いっさい慈悲がかけられず、ゲホゲホいいながら作業をさせれています。
死んだらまた次が来るというほぼ使い捨て状態。
エミリーはそこで知識を生かして薬係のようなことを内密にやって
仲間たちをたすけています。
そこへある日一人の女が送られてきて。。
彼女は侍女たちを人として扱わないような司令官の妻。
エミリーは親切に薬を渡すふりをしながら、毒を盛り、
苦しんで死んでいく様を見つめます。
何人もの侍女を男たちに犯させていた罰よ。
と最後に言うあたり、やっぱりエミリーは虐げられてもどこか屈しない
爽快さがあっていいですね。
最後まで望みを捨てずに生き残ってもらいたい一人です。
最後の最後、片目をえぐり取られたジャニーンが送り込まれてきて、
彼女もそう簡単には死なないようですねw
ああいう子がまだ生きているからこのドラマは面白いです。
一方、ジューンはトラックの荷台に隠れながら、夜の街の風景を見て自由を少し味わった気分。
あのシーン、なんかいいですね。自由を味わうのに隙間から見える夜景はなんかリアルでした。
でもその後たどり着いたのはだだっぴろい倉庫のようなところ。
実はそこは大虐殺の舞台となった新聞社ボストングローブ社屋だと分かります。
今は死んでしまったのかどうなってしまったのか分からない元社員たちの遺留物が寂しく転がっている社内。
虐殺された証拠の首吊りのロープの輪っか。
ジューンはお腹の子供の父親(「目」の運転手)と再会するも、当たり散らしてここにはいたくない!!と車と銃を手に出て行こうとするも、最後の最後で踏みとどまりました。
そして運転手と果てしなくセックス。
もうダメだ……とへたばる彼に、いやまだやるわよ!という感じで性欲を爆発させていました。
今まで抑圧されていたのと、この悲惨な社屋を見て、その鬱憤を汗だくになりながらセックスにぶつける姿はどこか感動的でした。
この後、数週間で別の場所を移動する手はずになっていますが、果たしてうまく脱出できるのか??
先が楽しみすぎます。
ハンドメイズテイル・侍女の物語はhulu独占配信です。
シーズン1は見放題。シーズン2は毎週水曜日に更新中です。