ジューンの脱走が失敗し、連れ戻されてからというもの、ジューンは心を閉ざしていきます。
自由への唯一の希望の道が閉ざされ、もう絶望しかないのだから当然です。
ただでさえ希望のない暗い世界観のドラマですが、今回の第５話の前半から中盤にかけては
さらにジューンの内面とシンクロして陰鬱な気分にさせられました笑
じゃあ見るのやめればいいのですが、それはできません。やっぱり面白いんです。
悪いことは全てジューンがやったこと、オブフレッドは何も悪くない。
あなたは犠牲者だ。
そんなことを周りからずっと言われ続けてれば、そりゃ精神も分裂気味になります。
唯一の理解者である「運転手」ニックも、司令官らの根回しで、ギレアドの新儀式によって結婚させられます。
これでジューンは、ニックとの関係まで断たれ、さらに精神的に追い込まれる展開に。。。
いろいろ暗い気分になりお腹の赤ちゃんにも影響したのか、出血が。。
そしてついに流産か？と思わせる大量出血と共に、ジューンは気を失います。
なぜか外で倒れていたから、あれは窓から落ちたのか？
どうなったのか詳細はわかりませんが、とにかく気を失って倒れ、雨で体を冷やし、
病院で寝かされたジューン。
気が付くと、赤ちゃんが無事だと分かる。
「強いのね、あなた……」
ここでジューンに変化が見られます。
一緒に逃げよう。私はあなたをこんなところでは育てない。私は逃げる。
そう誓い、再び希望を持つことで、ジューンの精神力と生命力が上がっていきそういなるところで終わりました。
また次回から新しい展開にはいるのでしょう。
一方で、コロニーのジャニーン（片目の子）とエミリー（性器を切られた子）の様子が描かれます。
こちらもやっぱり鬱展開。
重労働中に人がどんどん死んでいく過酷な状況。
汚染された大地からは湯気がのぼっていていかにも健康を害しそうな劣悪な環境。
なのにジャニーンは、神を信じた様子で明るい。
なにせ二回も命を救われたのですから！とこの子は一番ひどい目に合ってるのになぜか前向きです。
神経質そうで繊細な元学者のエミリーが彼女の面倒を見ていますが、
逆にジャニーンと一緒にいるエミリーが今後救われていくかもしれません。
暗いけどなぜか目が離せないのがこのドラマ。
次回も期待しています。
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