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ハンドメイズテイル/侍女の物語・シーズン2始まる!第1話感想

ハンドメイズテイル/侍女の物語。
ついにシーズン2の配信がhuluで始まりました!

いやあな感じがずーっとどこまでも続くようなドラマですが、やめられません。
主人公の侍女、オブフレッドは理不尽な世界の中を生きています。
システムが理不尽なので、この先どんな目にあうのか、
どんな所へ行こうとしているのか、ほとんど目隠し状態のように分からず、
翻弄されていきます。

巻き込まれ型なんだけど、時々反抗したり、笑ったり、希望が見えたりします。

それがシーズン1の最終話でした。

侍女たちは集められ、石を持たされて、罪を犯した侍女ジャニーンを殺せと命令されます。
でも、オブフレッドが殺す役を放棄し、皆もそれに従います。
初めて「リディアおばさん」にも、上層部の謎の組織にも反抗しました。

それが理由なのかはまだ不明でしたが、組織に先導されながら、
家から連れ出されていくところでシーズン1は終わりました。

なんか明るく希望に満ちた出発のようにも見えましたが、
そんなはずはありませんでしたね笑。

反抗したのだから当然、組織は落とし前をつけさせようとします。
それがシーズン2、第1話の始まりです。

このドラマを象徴するように、全く予想もできないところへ連れていかれ、
これから何が自分の身に起こるのか、脅えながら待つ。
ビクビクしながらきょろきょろする侍女たち。
特に主人公のオブフレッドのぎょろぎょろっと目を動かして、
周囲の情報を少しでも得ようとするあの顔は特徴的で、
それで主役に選ばれたのではないかというぐらい脅え方がうまいです。

なぜシーズン1のラストでは希望があると思ったのか。。
オブフレッドが連れてこられたのは、警察犬が吠えまくる廃墟となった野球場。
彼女だけでなく、あの時に石を捨てた侍女たちが全員集められてこれから
あの時の落とし前をつけてもらう。
球場の高い場所から垂らされているのは、首吊りの縄の輪っか。

侍女全員絶望。

ですが、刑は執行されず、この恐怖を覚えておけと脅すのみ。

そのあと、雨に打たれながら侍女たちは石を片手で持たされ、
何時間も立たされる。
そんな中、オブフレッドだけが免除される。
妊娠しているから。

オブフレッドは赤ちゃんに栄養がいくように食事を与えられ、
他の侍女たちはそれを見ながら、順番に呼ばれてガスコンロで手を焼かれる。

相変わらず、恐怖と嫌な感じが続いていきますが、目が離せません。笑

しかし、この後また新たな展開が。

別の組織の手引きで、オブフレッドは病院での妊娠検査の後、
食肉屋の冷凍トラックに乗って脱出。

脱出先で待っていたのは、例の運転手。
赤ちゃんの父親です。

そこでオブフレッドは、侍女の象徴ともいえるあの赤い服を焼き、
髪をばっさり切り落とし、国外脱出の時を待つという希望の光が見えたところで
第1話終了。

もちろんこのままうまくいくはずはなく、またオブフレッドは理不尽な運命に
翻弄されることになるでしょう。
娘はこちら側にいることがわかっているし。。。

しかし、このイヤ~な感じがじわじわと味わい深いこのドラマ。
シーズン2を待ちわびていました。

オブフレッドはどうなっちゃうんでしょうね。

毎週水曜日にhuluで新しいエピソードが更新されていきます。

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