とうとう終わっちゃいましたね。
登場人物、みんなが泣き続けているような最終回でした。
要約すると、ユーリが死ぬのをやめた回。
もう手遅れだと思ってた癌の進行も、実はそれほどでもなくて、
手術の成功確率が4割ほどあって。
結局手術は成功して、ユーリは生き続けることになりました。
山口紗弥加もいい人になって、
奥田瑛二の嘘もばれて、ユーリの名誉も回復して、
原田知世の元旦那もスクープ追うのをやめて
実家に戻って、と。
まあ、みんなおさまるところにおさまった最終回でした。
肝心のカスミ(原田知世)とユーリの恋愛模様は、
まあ、ハッピーエンドで終わるのですが、
最後の3回ぐらいはほぼ進歩しなかったような気もします。
見たかったのは、クリーニング屋の普通の45歳のおばさんと、
新進気鋭の7歳年下のデザイナーの恋愛話、だったのですが。
なんだか、癌とか盗作とか、
いらない方向に話が飛んでいってしまったような
気がしています。
ユーリとカスミの恋愛を妨害するものが、
イジワルな山口紗弥加だけという苦しい展開から、
癌がプラスされて、生きるか死ぬか、みたいな方向に力をいれちゃったので仕方ないですね。
やっぱり見たかったのは、普通の恋愛モノで、
おばさんじゃやっぱり難しいんだ。
いや、おばさんでもいけるんだ!
というそういうドラマでした。
あんまり小さい頃の約束とかに興味が行きにくいというか。
難病モノにしちゃうと、生きるか死ぬか、しかないですからね。
君じゃないとイヤだよ。生きようよ。
というのが最後に来て、あとはみんな収まるところに収まるという展開は、
ちょっと退屈でした。
もっと恋愛を正面に置いてもらいたかったなあ、という感想でした。
いま思えば、最初の頃の、原田知世がしつこいぐらい、
私なんか。私なんかおばさんだし。という方向で、
勝手に身を引いたり、恥をかいたりしている方がまだ生き生きしていて、
人生に刺激ができた!という感じで面白かったように思います。
とはいえ、何だかんだ言いながら、最終話まで見ちゃったのですが^^