いやあ。今回は、ナターシャの愚かさが際立ってましたね^^;
前回、前回、妻を亡くし、自分が妻に辛く当ったことにたいする自己嫌悪で、生きる望みさえ失っていたアンドレイを救ったのはナターシャでした。
二人は本当の愛を知り、婚約した。
結婚を望むアンドレイに、気難しい父は条件を出した。
一年後も気持ちが変わらなければ、結婚を許すと。
でも、アンドレイとなかなか会えないナターシャは不満が募る。
たった一年ぐらい大人しく待てよと思ってしまいますが。。アンドレイの父に辛く当られ、妹のマリアにも嫌われていると勝手に思ってしまう。
そんな時に、ピエールの性悪な妻とその兄アナトールが蛇のようにナターシャを狙う。
最悪の兄妹に標的にされてしまうナターシャ。
二人のうまい連携プレイによってナターシャは翻弄されっぱなし。
アナトールの強引さに押されるうちに、あろうことか、ナターシャはアナトールに気持ちが動いてしまう。
ナターシャの暴走を必死に止めようとするソーニャだが、恋に盲目なナターシャに彼女の忠告は届かなかった。
そして、ナターシャの親友であり、唯一の理解者であるピエールは肝心な時にいない!
かくしてナターシャは気持ちが高まり、アナトールと駆け落ちする決意をする。
婚約したアンドレイの妹マリアに婚約破棄の意向を告げてしまうナターシャ。
だが二人の駆け落ちは未遂に終わる。
どこからか手が回り、アナトールはポーランドにいる妻の元へ戻されるべく捕まってしまう。
ナターシャも、部屋に閉じ込められ、外出が失敗に終わって泣き崩れる。
後日、ピエールが怒って帰って来る。
妻のエレーヌとアナトール兄妹に、「お前たちは災いしかもたらさない腐った奴らだ!」みたいな事を言うピエール。
アンドレイは一度過ちを犯したナターシャを許す気はない。
ピエールの説得にも頑として気持ちを変えようとはしなかった。
ピエールから、アナトールには妻がいることを知らされ、自分の愚かさに泣き崩れるナターシャ。
ピエールは最後にとうとう本音を言う。
僕が結婚していなければ、君に求婚するのに……と。
ピエールはずっとナターシャのことを思っていたので切ないですね。
親友だから、いい奴だからアンドレイとナターシャの結婚を応援した。
だが、結局自分の妻と義理の弟の仕業によって、すべてが崩されてしまった。
なんとも言いようのない無力感を感じるピエールだった。。。
いや、もう、ほんとに今回はナターシャの愚かさだけが際立った回でした。
いくら寂しかろうが、いくらアンドレイの父親が偏屈オヤジだろうが、エレーヌ姉弟が性悪だろうが。。
今回はやっぱりナターシャが悪いでしょう。
あんな姉弟にやすやすと引っ掛かってしまったのだから。同情する気にはまったくなれませんでした。
ピエールも切ないですね。
愚かな妻を持ったばかりに、最愛の人と親友を傷付けてしまったのですから。