今回のエピソードの中心はフランキー。
彼女は麻薬、ピンクドラゴンの密輸失敗以来、疑心暗鬼になっている。
誰かが看守長のミス・ファーガソンに密告したと。
疑い出すとみんな怪しい。不自然に看守と話している新人や、
いきなり部屋に薄型テレビが送られてきたビー。
確かにビーは怪しい。
世話役のリズは最近ナーバスになっている。
仮出所が間近だからだ。
サポート役が派遣されてきて家族の協力が必要よ、と
何度もアドバイスしてくれるが、家族に連絡する勇気がない。
もう刑務所に入って7年。外の世界で生活していく自信がない。
一方、ドリーンは妊娠が確実になっている。
その陽性の検査棒をヴェラが見つけ、看守長に報告した。
ヴェラがずっと介護してきた母親は、前回の終わりで薬の過剰摂取で死亡。
ヴェラが殺したのだ。
ヴェラはその前まで最悪だった。ミス・ファーガソンの信頼は失うし、
囚人のかけた罠にはまって(本当はフレッチャーを罠に掛ける予定だった)、
囚人たちにバカにされるは、散々だったが、母親の死後、
生まれ変わったヴェラ。
キビキビと動き、囚人たちに厳しい目を向ける。
尿検査をして、誰が妊娠しているかを調べるべきだと看守長に訴えたのもヴェラだった。
ドリーンの危機は、若い新人囚人が救ったが、ここでいろいろ動いたので、
新人囚人はフランキーに密告者ではないかと疑われる。
フランキーが新人囚人を洗濯乾燥機の中に閉じ込め、リンチにしようとしたとき、
それを止めたのは世話役のリズだった。
フランキーはリズと二人になったときにいろいろと話をする。
リズはフランキーにとっても母親的な存在で、唯一、心を開ける存在だったのかもしれない。
フランキーは結局、密告屋の容疑をビーに絞り込み、罠に掛ける。
わざとビーの聞こえるところで、密輸の詳細を話し、本当に密告したのかを試す。
実際にガサ入れがあり、ビーの密告だと認定。
ビーの首を絞め、リンチの最中に飛び込んできたリズ。
密告したのは私よ!と叫ぶリズ。
一番ショックを受けたのはフランキーだった。
お前、もう一度刑務所に戻ってきたらぶっ殺してやる。
これはもう二度と戻ってくるなよ、という言葉にも取れた。
フランキーは、信頼していたリスが密告屋だったと知り、夜、静かに泣く。
ビーは、何かをひらめいた。
そして、ミス・ファーガソンにボスになる、と宣言する。
ボスになることで、復讐の手段を見つけたのかもしれない。。
今回は、なかなかしんみりする話でした。
世話役のリズは無事に出所できるのでしょうか。
保護房への移動をミスファーガソンに申し入れて、受け入れられましたが、
自殺しないといいのですが。。
まだ家族に話していないところをみると、その可能性もあるような気がします。。
今回が8話目なので、そろそろ大詰めですね。
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