今回の副題は、ザ・フィクサー。
もちろん、新看守長のミス・ファーガソンのことですね。
今回、新看守長、ミスファーガソンの過去が描かれていました。
親身ないい看守だったよう。
妊娠一ヶ月で入所してきた黒人の女性。
ファーガソンは彼女の唯一の見方として刑務所内で慰めてあげていた。
生まれてきた赤ちゃんを大事に育てていた女囚人。
だが、残酷にも保護施設に赤ちゃんは引き取られ、引き離されてしまう。
赤ちゃんを取り上げられ、囚人は絶望の中、自殺してしまう。
これがファーガソンのトラウマになっているらしい。
以来、囚人には一切感情を持たないよう意識してきた。
時系列的には、その後、刑務所を転々としながら看守長にまでのぼりつめ、
前の刑務所では麻薬を撲滅した。
そして、今回、ウェントワースに送り込まれてきた、という流れだと思います。
なぜか、ウィル・ジャクソンを標的にするようになった。
(今までは彼を買っていて、フレッチャーを嫌っていました)
ビーの元夫が刑務所に来て、ビーに会わせろと強引にやってきたので追い返すジャクソン。
逆恨みしたビーの元夫は、ジャクソンとビーはできてんだろ!とぶちまけ、嫌がらせをする。
そういうことをされている。言われている。他の人に誤解されたくないと報告に来たジャクソン。
だが、ミス・ファーガソンをそれを利用しようとする。
妊娠したドリーの相手が誰かを探っているファーガソン。
結局、生まれ変わった新生ヴェラが、囚人となあなあの女看守を脅し、
ナッシュだと吐かせる。
それをファーガソンに報告するが、ファーガソンは、ナッシュを守りたければ、
ジャクソンの子だと虚偽報告をしなさい、とすすめる。
さすがに驚くドリーン。
世話役に相談するも、そんなウソは絶対にやめたほうがいい。
何かに利用されるに決まってる、と至極真っ当なアドバイス。
だが、ファーガソンはじわじわとドリーンを追い込んでいく。
そして、ついに迷うドリーンの独房に、看守から何かが放り込まれる。
それはドリーンの大事に育てていた野鳥だった。
今回はジャクソンとビーの関係。
医務室の女性と、ジャクソンの関係。
ビーとファーガソンの密約。
などなどが描かれていきます。
ファーガソンがあまりに裏で豆に動きすぎててどうなってるのだろう、
と思うところもありますが、どうやらビーにフランキーにかわってボスになれ。
そうしたら、願いをかなえてやる。
で、ビーはファーガソンを利用して、殺し屋に娘の仇を取ろうとしている。
そういうことみたいですね。
ラストで、ファーガソンが殺し屋(?)にメモを渡し、
ドリーンの独房に野鳥の死骸を投げ入れた。
そして、昔、女囚人から赤ちゃんを奪って、保護施設に届ける役を
ジャクソンが担っていた(?)、だからファーガソンはジャクソンを憎んでいる?
急展開で驚きましたが、そういうことなんでしょうか。
次回は、この行方がどうなるか真相が明かされると思います。
だいぶ大詰めですね。
ウェントワース女子刑務所は、毎週火曜日に更新中です。