アーロンソーキン脚本と言えば、最近では「マネーボール」、「ソーシャルネットワーク」などの映画が有名で、一番新しいところでは「スティーブ・ジョブズ」があります。
これはダニーボイル監督の方です。アシュトン・カッチャーが主演ではない方です。
社会派の脚本を書かせたかった今やこの人の右に出る者はいない、というぐらいの実力者になってしまったアーロン・ソーキンですが、彼の名を一気に高めたのは、ドラマ「ザ・ホワイトハウス」でした。
マーティン・シーン演ずるバートレット大統領を中心に、ホワイトハウスの慌しい日々を硬派な政治ネタで追いつつも、きっちり人間ドラマに仕上げていて、本当に感動的で面白いドラマでした。
そのソーキンの新しいドラマが始まる!しかも、ニュースキャスター(アンカー)が主人公。
これはもう期待するなと言われても無理です。
刻々と迫る限られた時間の中で、ニュース番組を仕上げていく人間たち。
番組の内外でも、人事やら派閥やら人気やらの人間ドラマが忙しくうごめいていて、でも本番になるとみんないったん個人的な感情は置いといて、全力を出し切って最高の番組を創り上げようと奮闘する。
そんなスリリングでテンポが早くて、考えさせられ、ほろっとくるようなドラマがいきなり第1話からばっちり見ることができました。
さすがにやっぱりうまいです。
こういうドラマはやっぱりアメリカですね。
「ニュースルーム」相当面白いです!!
シーズン1(全10エピソード)の配信がHuluで始まりました。
アトランティス・ケーブル・ニュース(ACN)の舞台裏を背景とし、『ニュース・ナイト』のアンカーのウィル・マカヴォイ(ジェフ・ダニエルズ)、マカヴォイの元恋人で新人エグゼクティブ・プロデューサーのマッケンジー・マクヘイル(エミリー・モーティマー)、スタッフのジム(ジョン・ギャラガー・Jr)、マギー(アリソン・ピル)、スローン(オリヴィア・マン)、ニール(デーヴ・パテール)、ドン(トーマス・サドスキー(英語版))、彼らの上司のチャーリー・スキナー(サム・ウォーターストン)の人間模様が描かれる[4][5]。
ニュースルーム・第1話・あらすじ
報道専門チャンネルACN(アトランティス・ケーブル・ニュース)。
その人気キャスター、ウィルはある大学のパネルディスカッションに招待され、初めはのらりくらりと核心の質問をかわしていたが、司会者がそれを許さず、本音を聞きだそうとする。
そこで思わず熱くなり、ウィルがまくし立てた内容が思い切り非国民発言だった。
これが問題視され、ほとぼりがさめるまで3週間ほど現場を空けている間に、業界のスピードは早く体制が一気に変わっていた。
もともと気難しく、スタッフに当り散らすことも多くて人望のないウィル。
彼の周囲から人が去るのも早かった。
そんな彼のニュース番組を新任のエグゼクティブプロデューサー、マッケンジーが引き継ぐことになる。
彼女はウィルの元カノで、二人はしこりを残した別れかたをしたらしい。
とにかく、新顔の多いスタッフだらけの中、ニュース番組の本番が近づく。
世界中から届く最新ニュースの中に、メキシコ湾原油流出事故があった。
まだ人命救助が行われている段階だが、それよりも原油の流出量の方がかなり深刻な問題ではないか?
これを報道の中心に据えるべきではないか?
新顔たちの着目に、ニュース番組全体の構成が土壇場で変わっていく--
ニュースルーム・シーズン1はHuluで全10話動画配信中!