海外テレビドラマ『マイノリティ・リポート』のファースト・シーズンは、
１３話で構成が予定されていたのが、あまり視聴率が上がらなかったために、
１０話で打ち切りというニュースが先日出ていました。
ということはつまらないのか。。
と期待せずに見たのですが、これ意外と面白いです^^
ただし、視聴率が上がらない理由もわかります。
真面目にＳＦやりすぎちゃっていますから。^^;
これでは多くの一般視聴者は見ないよなあと思いました。
２０４０年のバリバリの未来世界の犯罪予知とか、
普通のドラマの視聴者たちには、ちょっと未来過ぎます。
ただし、ＳＦファンなら必見です。
街の様子とか、街角の広告とか、
地下鉄の走り方とか、犯罪捜査の方法とか。
もう、細部までＳＦ世界観を凝って作り込んでいて、
見ていてワクワクします。
おお。。未来のドローンってこんな風になるのか。
こんなもので自撮りをするんだな、とか、ちょっとした
シーンもちゃんとＳＦの世界観を大事にしています。
そうです。ＳＦファン、特に映画「マイノリティリポート」が
好きだった人向けのドラマ作りを徹底しているのです。
おかげで、テレビドラマとは思えないほど製作費が掛かっていますし、
たぶん、これが原因で採算が取れなかったのでしょう^^;
打ち切りとか関係ないです。
映画の数倍分ＳＦ世界を堪能しましょう^^
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そもそもＦＯＸの予告からして、一般視聴者をなんとか取り込もうと、
分かりやすく作っているつもりのようですが。。。
普通のトレーラーの方が見たいです。。^^;
公式なのに２００回ちょっとしか再生されてないし。。^^;
まあ、犯罪予知に関しては、映画版マイノリティリポートの方が先ですが、
ドラマでは、ＪＪのパーソンオブインタレスト・犯罪予知ユニットに先にやられてますしね。
あれはドラマとしてもよくできてました。
展開も、マイノリティリポートよりもこなれています。
なので、ドラマ版マイノリティリポートには、ＳＦ世界観を楽しむことと、
映画で描かれていたプリコグ（予知能力者）たちは、その後どうなった？
など（映画の１０年後の世界なので）を、追っていこうと思います。
ＳＦがあまり好きでない人にはおススメできませんが、
ＳＦ好きな人には、久々の本格ＳＦものなので、楽しめると思いますよ。