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アンビリーバブル たった1つの真実・第2、3話感想(ネタバレあり)

「アンビリーバブル たった1つの真実」、1話見た限りでは、この小柄で気の弱そうな、
複雑な生い立ちのマリーの話でずっと行くのだと思っていたら、そうじゃないらしい。

連続レイプ犯を追う、警察側の話が中心のようで、マリーはその1人目の犠牲者だった。
第2話、第3話で描くのは捜査に回る警察側の動きだった。

第2話では、マリーとは体格が対照的なちょっと太った女の人が被害者。
少しトロい感じだが、いい人。
でも描き方で最初はこの人、本当のこと言ってるの?という感じだったが、
どうやら本当のことを言っていて、担当の捜査官がマリーの時とは違って女性で、
とても親身になって話を聞いてくれるカレン・デュバル(メリット・ウェヴァー)。
穏やかな話し方で、被害者にどこまでも寄り添ってくれるが、少々捜査官としては、
ゆったりとしている印象。

それゆえ、被害者はマリーのように追い詰められることもなく、被害届を引っ込めたりせずに済んだ。

マリーは周囲と警察のプレッシャーと、なんとなく自分に自信が持てず、
あれが本当の事だったのかどうかさえ確信が持てない。

記憶も曖昧で証言もいくつか相違点、矛盾点が出てきてしまって、
それを警察に突っ込まれて、私の勘違いかも。。と思ってしまう。
やはり自信のなさが影響している。
ウソ発見器で君の嘘がばれたら起訴されるとか脅される。

で、3話で少し出て来る第三の被害女性が黒人の女性。
3人に共通点は全くない。

第二、第三の被害者が警察の管轄区域を越えて行われていが、たまたまカレンの夫が
第三の事件の捜査官と知り合いで、二つの事件が繋がった。

第三の事件の捜査官が、グレース(トニ・コレット)。
ここでようやく知った女優の顔が出て来る。
顔が超個性的な脇役女優さん。

グレースはできる熟練捜査官で、訪れてきたカレンをどことなく煙たがる。

だが、捜査を進めるうちに、少しずつカレンのことを認めて行き、
第四の被害者が捜査線上に上がり、共同捜査を立ち上げようと言ったところで
第3話が終わる。

まったく個性の違う捜査官二人。最初は煙たがっていたグレースがカレンを認め、
最後に一緒にやろう、というあたりでぐっとくる。
短い1話の中でここまで持っていく脚本は凄い。

一方で、不運な被害者マリーは嘘の供述をしたということで警察から告訴状が届く。

今後、グレースとカレンがマリーの事件を繋ぐことができた時、マリーは救われるという熱い展開。

目が離せず、本当に面白い。

「アンビリーバブル たった1つの真実」はネットフリックスで配信中。



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